ルヴァン杯で義務化される「21歳以下日本人選手」の先発起用 該当選手が1名のクラブも…

最多はG大阪の25名、浦和は伊藤の1名のみ

 鹿島のFW鈴木優磨のようにすでに実績のある選手がいるクラブもあれば、これまでほとんど出場機会を得られていない選手を起用することが必要になるクラブもある。21歳以下の選手数が最少なのは浦和で、MF伊藤涼太郎1名のみとなった。

 U-23チームでJ3に参戦しているFC東京、ガンバ大阪、セレッソ大阪は登録人数自体が非常に多いが、FW久保建英のように下部組織所属ながらトップ登録もされている選手にチャンスが与えられる場面も想定され、現時点で背番号登録がない選手もシーズン中に追加登録される可能性がある。そうした選手のプレーぶりも、タイトルの行方に大きな影響を与えることになるだろう。

 ルヴァン杯に出場するJ1リーグ全18クラブのなかで、3月15日時点で背番号登録が済んでおり、規約に該当する選手をピックアップした場合の人数は以下のとおりとなる(※=ACL出場チーム/準々決勝から参戦)。

コンサドーレ札幌 3名

ベガルタ仙台 6名

鹿島アントラーズ(※) 7名

浦和レッズ(※) 1名

大宮アルディージャ 5名

柏レイソル 9名

FC東京 19名

川崎フロンターレ(※) 4名

横浜F・マリノス 6名

ヴァンフォーレ甲府 3名

アルビレックス新潟 3名

清水エスパルス 4名

ジュビロ磐田 6名

ガンバ大阪(※) 25名

セレッソ大阪 13名

ヴィッセル神戸 8名

サンフレッチェ広島 5名

サガン鳥栖 4名

 このなかから、新レギュレーションの後押しを受けてブレークする選手は誰になるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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