泥酔ケンカで独2部解雇のグロスクロイツ “親友”香川の待つ古巣ドルトムント復帰が浮上

独メディア報じる 引退示唆から一転し、コンディション維持のため練習参加を希望

 下部組織所属選手とともに激しいストリートファイトを繰り広げ、独2部シュツットガルトから解雇された元ドイツ代表MFケビン・グロスクロイツが、古巣ドルトムントの練習に参加し、復帰する可能性が浮上している。独誌「シュポルト・ビルト」は、「BVBへ帰還? グロスクロイツはドルトムントでのトレーニングを希望」と報じた。

 日本代表FW浅野拓磨の同僚だったグロスクロイツは2月27日深夜シュツットガルト市内で、U-17チーム所属の複数の選手とともに酔っ払った状態で大立ち回りを行い、頭部や顔面を負傷。入院を余儀なくされていた。事態を重く見たクラブは、同選手との契約を解除していた。

 その後、28歳のベテランMFは緊急記者会見を開いて謝罪し、その場で号泣。「プロのフットボールの世界とは無関係になりたい」と電撃引退も示唆していたが、新たな展開を迎えている。

 グロスクロイツはコンディションを維持するため、古巣ドルトムントのセカンドチームの練習に参加することを希望しているという。2015年夏まで所属したドルトムントでは、2010-11シーズンからのリーグ連覇に貢献するなど選手として最高の時を過ごした“心のクラブ”。地元出身で熱心なサポーターだったグロスクロイツには、親友の日本代表MF香川真司やドイツ代表MFマリオ・ゲッツェら元同僚も多く在籍している。

 

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