FA杯3発の韓国代表エースに母国熱狂 英所属アジア人として「香川に続く2人目」の偉業と称賛

ミルウォール戦でハットトリックのソン・フンミン 韓国メディア「新たな歴史を作った」

 今季プレミアリーグで2位につけるトットナムの韓国代表FWソン・フンミンが、12日に行われたFA杯準々決勝のミルウォール戦でハットトリックを決めて、6-0の大勝に貢献した。韓国メディアは同国代表エースの活躍にすぐさま反応し、「新たな歴史を作った」と熱い論調で報じている。

 スポーツ紙「スポーツワールド」は、「ソン・フンミン“初の歴史”刻む。ドイツ、イングランドの舞台でハットトリック」との見出しをつけて特集。「プレミアリーグ(イングランド)でプレーする韓国人選手のハットトリックは初めての記録。アジア人選手としては、2013年にマンチェスター・ユナイテッドでプレーした香川真司に次いで2人目」と、13年3月に行われたプレミアリーグのノーウィッチ戦(4-0)で香川が達成して以来の、イングランドにおけるアジア人選手の偉業と伝えた。

 またソン・フンミンは、ブンデスリーガのレバークーゼンでプレーしていた2013年11月9日のハンブルガーSV戦でも、韓国人選手として初めてハットトリックを記録しており、同紙は「欧州の2カ国でハットトリックを記録した初の選手としてその名を刻んだ」と称えている。

 ソン・フンミンはこれで今季プレミアリーグで7ゴール、FAカップで6ゴール、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で1ゴールを決めており、公式戦通算14ゴールと絶好調。韓国のスポーツ紙「スポーツ朝鮮」は、「韓国人プレミアリーガーの1シーズン最多ゴールは、ソン・フンミンのもの」と、かつてないほどのハイペースでゴールを量産する姿に注目し、次のように記している。

 

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