闘志溢れる長谷部のプレーにドイツ王者も感銘 名門バイエルンが「偉大な献身」と異例の賛辞

バイエルン公式ツイッターで「マコト、快気を祈ります」とメッセージ

 フランクフルトの日本代表MF長谷部誠は現地時間11日の敵地バイエルン・ミュンヘン戦(0-3)で相手のドイツ代表FWトーマス・ミュラーのループシュートをクリアした際、ゴールポストに激突するアクシデントで負傷交代となった。バイエルンは公式ツイッターで闘志溢れる長谷部のプレーを「偉大な献身」と異例の賛辞を送っている。

 フランクフルトは0-2とすでに2点のビハインドを背負っていた後半3分、長谷部が大和魂を見せた。ミュラーが飛び出したGKルーカス・フラデツキーの頭上を抜くループシュートを放ち、カバーに入った長谷部が猛ダッシュ。ゴールラインを割るギリギリのところでボールを掻き出したが、そのままゴールポストに激突。右足の膝辺りを打ち付けると、顔を歪めてピッチにうずくまった。

 身体を張ったプレーでゴールを防いだリベロの気迫に、ドイツの絶対王者も感銘を受けていた。

 バイエルン英語版の公式ツイッターは「マコト、快気を祈ります。彼は偉大な献身を見せた。たとえ、それがミュラーのゴールを阻んだとしても、だ」とメッセージ。エースの華麗なループを阻んだ相手のファインプレーを称えている。ゲルマン魂と呼ばれる鋼鉄の精神力を誇るドイツ人にとっても、心を打つプレーだったようだ。

 

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