ついにレアル戦二発男が初出場か 柴崎のヘタフェ戦デビューにスペインメディア注目

「レアルを打ちのめした男」として柴崎を紹介 遠征メンバーに移籍後初選出

 スペイン2部テネリフェMF柴崎岳は、現地時間12日の敵地ヘタフェ戦の遠征メンバーに移籍後、初めて選出された。スペイン地元メディアは新天地デビューの可能性が高まる司令塔について「レアルを打ちのめした男がついにデビューか」と注目。昨年12月のFIFAクラブワールドカップ決勝レアル・マドリード戦で延長戦に2得点の活躍を見せた男の初戦を注目している。

「マドリードを打ちのめした日本人、柴崎がヘタフェでデビューするかもしれない」と特集したのはスペイン地元紙「AS」。柴崎はテネリフェの遠征メンバーに初帯同し、マドリードで行われるリーグ戦でデビューの可能性を報じている。

 記事では「柴崎は日本で苗字として知られているが、テネリフェでの記者会見のユニフォームには名前の岳と記されていた。島のクラブは今季終了までの選手の権利を保有している。だが、一部に昇格できれば自動的に更新される」と柴崎の基本状況を紹介している。

 柴崎はまだ適応期間にある。「胃腸炎で6キロ体重を落とした」「スペイン語も英語も話せずに、柴崎には常に通訳が帯同している」と特集では報じられている。適応障害という精神面の不調にも襲われた男は地元メディアが注目するなか、1カ月近く遅れたスペインデビューを果たせるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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