セリエA史上初の北朝鮮人選手が誕生 鳥栖監督の古巣カリアリが獲得を発表

 

15年U-17W杯に出場したFWハン・カンソン 当面はU-19チームに所属

 J1サガン鳥栖のマッシモ・フィッカデンティ監督がかつて指揮を執ったカリアリが、セリエA史上初となる北朝鮮人選手の獲得を発表した。

 カリアリにとって初のアジア人選手となったのは、1998年生まれの18歳でU-17北朝鮮代表歴のあるFWハン・カンソン。2014年のU-16アジア選手権優勝メンバーで、15年のU-17世界選手権にも参加したハンは、入団テストでドリブルなどの実力を認められ、カリアリ加入に至ったという。

 当面はU-19チームに所属し、マッシモ・ラステッリ監督に認められた場合、トップチームに昇格するという。「カンソン、カリアリファミリーにようこそ」とクラブも公式サイトで歓迎している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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