アジア杯予選の北朝鮮対マレーシア戦が延期 AFC「外交的緊張」と説明、海外メディアも注目

3月28日に平壌で開催予定だったが、金正男氏殺害で両国間の関係が急速に悪化

 アジアサッカー連盟(AFC)は10日、28日に北朝鮮の首都・平壌で開催予定だった2019年アジアカップ最終予選の北朝鮮対マレーシア戦を延期すると発表した。代替日は改めてAFCからアナウンスがあるという。

 AFCは延期の理由について「北朝鮮政府とマレーシア政府間の外交的緊張が高まった」と説明している。北朝鮮の金正男氏がマレーシアの首都クアラルンプールの国際空港で殺害され、両国間の関係が急速に悪化していた。

 海外メディアもその動向に注目しており、英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が「AFC、北朝鮮vsマレーシア戦を延期」と報じれば、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」も「北朝鮮対マレーシア戦、外交緊張の中で延期」と伝えている。

 両国間の外交問題は、今後サッカー界にもさらなる影響を及ぼしそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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