ブラジルW杯優勝「栄光の独代表23選手」は今? 日本上陸の王子、失職した万能型、病魔と闘う天才…

ドルトムントGKはW杯にサプライズ選出も…「今夏には引退する可能性がある」

 2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)でドイツ代表は準決勝でブラジル代表を7−1で撃破するミネイロンの惨劇を演出するなど、圧倒的な強さで世界王者に輝いた。栄光の瞬間から3年近くの歳月が流れようとする今、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」では当時の独代表23選手の現在を特集。世界のトップで活躍を続ける名手の中で、Jリーグ上陸を控えるストライカー、ストリートファイトの代償に失職した万能型、代謝障害という病魔と闘う天才など、明暗が分かれている。

 GKマヌエル・ノイアーは現在もバイエルンの守護神として君臨。「いまだに世界最高のGKの一人だが、彼のクラブが支配続けるブンデスリーガではほとんどピンチがない」と寸評では栄光の道を歩み続ける守護神の現状をレポートしている。

 ドルトムントGKロマン・ヴァイデンフェラーは36歳になり、現役引退の可能性も浮上している。「ブラジル大会のメンバーにサプライズ選出され、彼の株はドルトムントで2015年にロマン・ビュルキにナンバー1GKの座を奪われて急落した。今年の夏にはプロフットボールの世界から引退する可能性がある」と触れられており、今オフ人生の岐路に立つことになるという。

 GKロン・ロベルト・ツィーラーは奇跡のプレミアリーグ優勝を果たしたレスターに今季移籍した。「2016年に降格するまでハノーファー96に残り、プレミア王者レスターに移籍。優勝から9カ月後、フォクシーズ(レスターの愛称)の残留争いでキャスパー・シュマイケルの第2GKとなっている」と新天地で出番を失う苦境を迎えている。

 

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