ミラン本田のシアトル移籍は「スポンサー契約で凍結」 今季中の決着は困難と伊メディア分析

今春の電撃移籍が浮上も、日本企業を中心としたミランとのスポンサー契約が障害に?

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、アメリカMLSのシアトル・サウンダースへの移籍が取り沙汰されているが、その移籍が可能な時期についてイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、スポンサーの影響だと分析している。

 本田は冬の移籍市場の最終盤にイングランド・プレミアリーグのハル・シティからのオファーを拒絶したとイタリア、イングランドの両国メディアから報じられ、ミラン残留となった。しかしその後、春からシーズンが開幕するMLSのシアトルから獲得オファーが届き、電撃移籍の可能性が報じられた。しかし、現状ではそれが実現するには至っていない。

 記事では「シアトルと本田の合意は近づいているが、詳細なところで少し距離がある」として、選手サイドとの合意には至っていないと報じている。そして、早期移籍が実現せずにシーズン終了後の契約切れを待つことになる理由を、多くのスポンサーが背後にいるためと分析している。

「ミランの背番号10の旅立ちは、日本を中心に展開される多くのスポンサーによる収入契約により凍結されている。6月になり、ミランとの契約が終了すれば状況は変わる」

 

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