ピッチ外でも“乾効果” エイバルが日本語版サイトを開設! 日本人ファンのために随時情報を発信

「乾を活用して」クラブの発信力を高め、日本市場開拓を狙う

 MF乾貴士の所属するエイバルが、日本人ファンの増加や日本市場の開拓を意識し、クラブ公式サイトの日本語版を開設した。スペイン紙「バベル」は、「日出ずる国で生まれた乾貴士に惹かれる日本人ファンの増加を目的としている」と報じている。

 エイバル公式サイトはこれまでスペイン語、英語、バスク語版で発信されていたが、“乾効果”により新たに日本語版が設けられる形となった。エイバルの歴史や施設、財団などの情報に加え、クラブの最新ニュースを随時発信していく。日程など一部データは英語での表示となるが、ニュース記事は日本語で配信されるという。

 クラブは日本のマーケットに魅力を感じており、「エイバルは乾を活用し、できるだけ多く知ってもうらことを望んでいる」と伝えられている。クラブの発信力を高めてマーケット開拓の一助としたい考えのようだ。もっとも、同記事では「これが日本市場への最初のウィンクではない」と言及。日本市場へのアピールは以前からあったと触れている。

 1月22日のリーガ第19節バルセロナ戦では、カタカナで選手名が表記されたユニフォームを選手たちが着用。試合には通常ユニフォームで臨んだが、この「日本語ユニフォーム」をSNSで公表したところ好評を博し、日本人ファンがすぐさま反応したうえ、メディアもこぞって取り上げた。

 そうした反響の大きさもあり、今回の日本語版サイト開設に至ったようだ。ピッチ内で高い評価を受ける乾だが、ピッチ外での存在感も日に日に高まっているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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