「岡崎が戻り全てが戻った」 敵将クロップがレスター“原点回帰”の象徴と称える

マインツ時代の岡崎とも対戦経験あり

「(リバプールは)最初から十分ではなかった。中盤も最終ラインも不十分だった。ここでリバプールのチームに起きたことは100%明確だ。(レスターは)自分たちの原点に戻った。先発メンバーからも明確だった。岡崎が戻り、全てが戻った」

 クロップ監督はこう語った。ラニエリ前監督は、昨季中盤の底でボールを奪い続けたフランス代表MFエンゴロ・カンテのチェルシー移籍による穴を埋めることができず、今季はメンバー選考や戦術に試行錯誤した。その結果、リーグ優勝翌年の解任という悲劇に見舞われたが、新生レスターは昨季の無骨ながら全員が攻守に労を惜しまず、ボールを奪ったら高速カウンターを発動させるという原点に返った。その象徴が岡崎だったと、クロップ監督は語っている。

 ドルトムントの英雄であるクロップ監督は、ブンデスリーガでマインツ時代の岡崎とも対戦。日本代表MF香川真司を心から愛した親日家にとって、岡崎の献身性は完敗を喫した試合で心に刻まれたようだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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