大会得点王イブラ落選…吉田が「リーグ杯ベスト11」選出 「水をも漏らさぬ隙のない」堅守に称賛

吉田はリーグ杯3回戦から決勝までの全6試合に先発フル出場

 サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は、今季リーグカップ(リーグ杯)で特に活躍した11人と監督を称える「チーム・オブ・ザ・トーナメント」に選出された。「水をも漏らさぬ隙のない」鉄壁の守備陣を支える活躍が高く評価され、大会ベストイレブンの一人に名を連ねた。

 吉田は今季序盤戦でバックアッパーに甘んじていたが、カップ戦では出番を手にして着実にアピールを続けていた。このリーグ杯では3回戦から決勝までの全6試合に先発フル出場。2-3で敗れたマンチェスター・ユナイテッドとの決勝を除く5試合全てでクリーンシートを達成するなど、吉田は堅牢なサウサンプトンの守備陣を支えた一人として称賛されている。

「サウサンプトンは今季3回戦から登場し、吉田は(3回戦の)クリスタル・パレスをシャットアウトした2-0勝利の重要な役割を担った。その後もこのDFは、サンダーランド、アーセナル、リバプールとの2試合でプレーし、水をも漏らさぬ隙のないセインツの守備は破られることがなかった」

 この賞は決勝戦を前に発表されたものだった。吉田は決勝でも対峙したFWズラタン・イブラヒモビッチを相手に果敢なディフェンスで競り合った。3失点は許したが、高さを生かした空中戦の強さと、鋭い出足でのカバーリングでチームのピンチを何度も救っている。

 

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