DAZN中継でトラブル、Jリーグ謝罪で緊急対応! 公式チャンネルで異例のフルマッチ映像配信

Jリーグ公式YouTubeチャンネルで、前後半に分けた試合映像を無料配信

 2017シーズンから「DAZN」(ダ・ゾーン)がJリーグの全試合をライブ中継するなか、26日のJ1リーグ開幕戦ガンバ大阪対ヴァンフォーレ甲府でキックオフから配信されない事態が発生。DAZN公式ツイッターのアカウントには視聴者から批判の声が殺到し、「DAZN」公式サイトやJリーグ公式サイトでお詫び文が掲載されるなど混乱を招いた。

 この日唯一のJ1開催となるG大阪対甲府戦は、キックオフ予定時刻の17時になってもDAZNから映像が一向に配信されず、視聴者の間で困惑が広がっていた。そうしたなか、Jリーグ公式ツイッターでは、「G大阪vs甲府のDAZNでの配信に問題が発生しております。現在、DAZNの『V・プレミアリーグ男子 ファイナル6:東レ vs ジェイテクト』の項目で配信をしております」と対応策をツイート。一方、DAZN側でも「G大阪vs甲府のライブ配信に問題の解決に向けて、引き続き復旧作業を続けております」(原文ママ)として、別サイトでの無料配信を行っていた。

 こうした事態を受けて、Jリーグの公式YouTubeチャンネルでは、G大阪対甲府の試合終了後、フルマッチ映像を「公式試合映像(前半)」「公式試合映像(後半)」に分割して無料配信に踏み切っている。Jリーグ公式サイトでは、「本日のG大阪vs甲府におけるDAZNでの配信に問題が発生いたしました。ご不便とご迷惑をお掛けいたしましたことを心より深くお詫び申し上げます。現在、Jリーグ公式YouTubeチャンネルにてフルマッチの試合映像をご視聴いただけます」と謝罪し、緊急の対応策も含めて声明を発表した。

 通常、Jリーグ側が当日のフルマッチ映像を配信することはなく、25日から2日続けてDAZN中継にトラブルが起きたなか、すぐさま対応策を打つ形となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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