米メディアがシアトル移籍浮上の本田を詳細分析 不発の“ミラン10番”獲得にメリットは…

長所と短所を検証 キッカーとしての能力は「歓迎すべきピース」

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、アメリカMLSのシアトル・サウンダースへの移籍が取り沙汰されているが、米スポーツ専門メディア「SBネーション」が本田を詳細に分析。スカウティングレポートとして公開している。

 記事では、本田を「長所」「短所」「シアトルにもたらすもの」の3つの観点から分析している。本田をプレーメーカーであるとし、シアトルにとって有益な選手になり得るかを検証している。そして本田の長所は、攻撃の最終局面とセットプレーだとした。

「本田はボールを欲しがるタイプで、ラスト30メートルで味方の攻撃者を探す。カウンター攻撃で、2人のDFの間を通すスルーパスを長いレンジでも出すことができる。また、シンプルにサイドの選手にボールを供給するように、可能であれば前方へのパスを常に模索する。また、セットプレーではいろいろな角度からゴールを狙うことができ、味方に合わせるボールを蹴ることもできる。シアトルにここ数年欠けていたキッカーであり、歓迎すべきピースだ」

 その一方で、本田の守備面には弱点が多いとも分析されている。同時に、安定感に欠ける選手との指摘を受けた。高額年俸に見合う選手かという部分にも、疑問符が付けられている。

 

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