米MLSシアトル移籍浮上のミラン本田 サッスオーロ戦で公式戦19試合連続の先発落ちが濃厚

去就問題が過熱するなか本田のスタメン復帰は叶わず?

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、米メジャーリーグサッカー(MLS)のシアトル・サウンダースへの移籍が秒読みと報じられながら、その後アドリアーノ・ガリアーニCEOによって否定されるなど、ここにきて再び去就問題が熱を帯びている。そうしたなかで迎える26日の敵地サッスオーロ戦では、公式戦19試合連続のスタメン落ちとなることが決定的になった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督率いるミランのシステムは、定番の4-3-3と予想されている。GKはドンナルンマ、DFは右からアバーテ、サパタ、パレッタ、バンジョーニが並ぶ。中盤はクツカ、ソサ、ベルトラッチとなり、3トップは右からスソ、バッカ、デウロフェウとなっている。

 本田はイタリアメディアでサウンダース移籍秒読みと報じられていたが、ベンチメンバーに予想されている。ミランも6月まで残す本田の契約を解除するとレポートされていたが、ガリアーニCEOがチームの夕食会後に地元テレビ局の取材に「間違いなく本田はシーズンの最後の最後までミランから動かない。これは我々が中国人グループも選手も合わせて一緒に決めたことであり、監督にも話が伝わっている。本田はよく練習に取り組んでいる」と応じて、移籍話を一蹴していた。

 もっとも、今季限りでのミラン退団は有力視されており、リーグ戦10試合ぶりの出場機会をつかみ、一矢報いるパフォーマンスを披露できるかに注目が集まる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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