リーグ杯決勝のキーバトルは「吉田麻也vsマタ」 英メディアがマンUとの大一番前に特集

「クリーンシート・キング」と称される吉田 完璧な守備でリーグ杯決勝進出に貢献

 日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンは、現地時間26日にマンチェスター・ユナイテッドとのリーグカップ(リーグ杯)決勝に臨む。英メディアでは聖地ウェンブリースタジアムで行われる大舞台で、セインツのディフェンスラインを統率する吉田をキーマンの1人として特集している。

 吉田は今季序盤戦こそリーグ戦で控えに甘んじたが、ターンオーバーを採用したリーグ戦では出番を手にしてきた。リーグ杯では3回戦のクリスタル・パレス戦(2−0)からリバプールとの準決勝2試合まで全5試合に先発フル出場し、いずれも無失点という完璧な守備を披露していた。吉田はリーグ杯では通算12試合に出場し、11試合で白星を挙げているうえ、わずか4失点しかしていない。

 そんな吉田を「クリーンシート・キング」と称したのは英衛星放送「スカイ・スポーツ」だ。決勝を前にユナイテッドからは攻撃のカギを握るスペイン代表MFフアン・マタ、サウサンプトンから吉田をピックアップし、この2人のマッチアップが結果を占う「キーバトル」と紹介している。

 オランダのVVVフェンロから2012年にサウサンプトンへ加入した吉田は毎シーズン強力なライバルと定位置争いをし、バックアッパーという扱いも受けてきたが、着実にプレミアの戦いに馴染んできているという。記事では吉田がスタッツのうえで改善されていると指摘している。

 

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