“ジュビロ俊輔”初陣は敵地で0-0ドロー 柿谷擁する昇格組のC大阪を崩せず

両者決め手を欠く セビージャからC大阪に復帰した清武はベンチ外

 2017シーズンのJ1開幕戦で注目カードの一つとなったセレッソ大阪対ジュビロ磐田のゲームが、ヤンマースタジアム長居で行われ0-0のスコアレスドローに終わった。横浜F・マリノスから磐田に移籍したMF中村俊輔、C大阪のエース的存在であるFW柿谷曜一朗とも先発したものの、得点には絡めなかった。

 今季からJ1に復帰したC大阪は、セビージャから帰還して間もないMF清武弘嗣がベンチ外に。しかし今季から背番号10のMF山口蛍、エースナンバー8番を背負う柿谷らが先発。対する磐田は新加入のMF中村俊輔、FW川又堅碁がスタメンに名を連ねた。

 前半3分、磐田は左サイドの約35メートルの位置で直接FKを得ると、キッカーを務めたのは中村俊。思い切りよく狙ったミドルシュートは枠こそ大きく外れたが、新天地に懸ける思いを象徴するかのようなファーストシュートとなった。その後はお互い均衡した展開が続くなか、前半終了間際には中村俊のCKからアダイウトンがヘディングで落とし、MF山本康裕が押し込んだが直前にファウルがあり、ゴールは認められなかった。

 

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