日本も熟知する江蘇蘇寧の元“韓国エース”監督 ACL初戦白星も「必ずしも中国が上回っているとは…」

東アジア3カ国の「交流や競争」を力説

 こうした結果を目の当たりにしたチェ・ヨンス監督は、アジアサッカーのパワーバランスについて次のように語っている。

「上海上港と蘇寧の2クラブが韓国のクラブを相手に3ポイントを手にした。しかし、だからといって必ずしも中国サッカー全体が韓国を上回っているということではない。我々2チームは大型投資とサッカーの文化によって、試合を決定づける選手を抱えていた」

 江蘇蘇寧はブラジル代表MFラミレスが決勝ゴールを奪い、上海上港もブラジル代表FWフッキの得点によりFCソウルに1-0で勝利した。チェ・ヨンス監督の言葉にもあるように、欧州でも活躍したスター選手の“爆買い”が勝利に大きく関わっていることは間違いないと認めた上で、実力は伯仲していると冷静な見解を示した。

 そして今後、東アジアサッカーがさらに発展するためには、チェ・ヨンス監督が現役時代にプレーした日本を含む、自身にとって縁の深い3カ国の影響力が大きいと考えているようだ。「これらの結果が代表チームのクオリティーに大きな意味を持つとは思わない。私は中国、日本、そして韓国による交流や競争によって、東アジアサッカー全体のクオリティーが上がっていくと信じている」とコメントし、この3カ国が東アジアをけん引する存在になって欲しいと期待を寄せていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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