中国移籍実現で“世界最高給”となるルーニー 英紙「ラストゲームはすでに行われたかもしれない」

 

移籍金は42億円を軸に交渉中、週給1億500万円の超高額オファー

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーが、中国へ電撃移籍する可能性が浮上しているなか、英紙「デイリー・ミラー」は「ルーニーのユナイテッドでのラストゲームはすでに行われたかもしれない」と特集。ルーニーの代理人であるポール・ストレットフォードは、中国の移籍市場最終日となる28日に向けて、中国スーパーリーグへの有利な動きを確保するために準備をしていると伝えている。

 記事内では、1月29日のFA杯4回戦ウィガン戦(4-0)が、ルーニーにとって赤のユニフォームに袖を通して“チームを勝利に導いた最後のゲーム”になるかもしれないとしている。その4日後に行われた2日の第23節本拠地ハル・シティ戦(0-0)で後半から出場して以降、4試合連続で出場機会がなく、ハル・シティ戦がユナイテッドでのラストマッチとなる可能性もある。今月の試合は、現地時間22日にUEFAヨーロッパリーグ敵地サンテティエンヌ戦、同26日にFA杯決勝サウサンプトン戦と続くが、ルーニーの出場機会に関しては不透明だ。

 ルーニーの週給は75万ポンド(約1億500万円)で世界最高給のサッカー選手になると見込んでいるという。同紙によれば、現在トップは上海申花の元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスの週給61万5000ポンド(約8600万円)で、2位は上海上港のブラジル代表MFオスカルの週給40万ポンド(約6400万円)と、ここ数カ月で中国移籍した選手が並んでいる。3位がレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの週給36万5000ポンド(約5100万円)としている。

 ルーニーの移籍金については、3000万ポンド(約42億円)を軸に交渉が進められている模様。ユナイテッド公式戦通算549試合250ゴールでクラブ史上最多得点記録を樹立したルーニーは、超高額オファーに対して首を縦に振り中国行きを決断するのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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