香川に新たなライバルが登場? ドルトムントが来季21歳の俊英MF獲得へ

リバプールやミランも狙うダフード獲得に成功と、ドイツ紙が報じる

 若手の才能をかき集めているドルトムントが、さらなる俊英獲得に成功した。ボルシアMGのU-21ドイツ代表MFマフムード・ダフードが、今季終了後のドルトムント移籍を決断したとドイツ地元紙「ビルト」が報じている。ポジション争いで苦境に立っている日本代表MF香川真司が、さらなる窮地に立たされる可能性が出てきた。

 シリア出身のダフードは2018年6月に契約満了となるなか、リバプール、ACミランなども獲得に乗り出していると報じられていたが、新天地をドルトムントに決めたという。ダフードは中盤のオールラウンダーで、ドリブル突破と正確な長短のパスを操る。今季マンチェスター・シティに移籍したドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンの後継者として期待が集まる。

 ドルトムントは今季開幕前にポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロ、フランス代表MFウスマン・デンベレら欧州中の若き逸材を買い占めたが、来季の補強も逸材獲得路線を突き進むようだ。

 今季右足首の故障などで出番を失っている香川にとっては、ポジションを争う強烈なライバルがまた一人加わることになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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