伊メディア厳選、今年50歳の「1967年生まれベスト11」 “カズ外し”に込めた意外な理由とは

強力攻撃陣を操るのはあのファンタジスタ

 中盤の底には元オランダ代表MFアーロン・ビンターが潰し屋として入り、コンダクター役は元イングランド代表MFポール・ガスコインに託された。そしてアタッカー陣は、元アルゼンチン代表FWクラウディオ・カニージャに、滞空時間の長いヘディングで“ヘリコプター”の異名をとった元チリ代表FWイバン・サモラーノ、セリエA得点王の経験があるFWダリオ・ヒュブナーが並び、それを操るのがイタリアが生んだ“ファンタジスタ”、ロベルト・バッジョだ。

 そして、記事は今年50歳になる選手として「FWには、ジェノアでプレーしたミウラもいる。だが、彼はまだ引退という言葉を知らない。いまだに日本のセリエBである横浜FCでプレーしている。だから、彼はこのリストに名前を入れていない。その方が、彼にとって気持ちの良いもののはずだ」と、26日に50歳の誕生日を迎えて新シーズンの開幕を迎えようとしている“キング・カズ”へのリスペクトを示した。

 世界のサッカー界を彩った名手たちの名前がズラリと並ぶなかで、現役選手としてプレーを続けるカズの存在は異彩を放っている。そしてそれは、かつて1シーズンとはいえ日本人プレーヤーのパイオニアとしてプレーしたイタリアでも、大きな存在として認識されているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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