テネリフェ柴崎は15日も練習欠席、当初予定の18日本拠地デビューは絶望的

アルメリア戦でスペインデビューと見られていたが…復帰時期は不透明

 スペイン2部テネリフェのMF柴崎岳は、加入直後から胃腸炎を発症してコンディションを崩しているが、15日のトレーニングも欠席したことが判明し、スペインでのデビュー戦となる見込みだった18日の本拠地アルメリア戦出場は絶望的となっている。地元ラジオ局「ラジオ・マルカ・テネリフェ」が報じた。

 環境の変化に苦しむ柴崎はカルチャーショックに直面しており、「15日午前、他のチームメートが練習している施設に日本人ミッドフィールダーは行かなかった」と伝えている。現地メディアの報道では、滞在するホテルから滅多に外出しない状況だという。

 日本サッカー協会で総務を務める津村尚樹氏、柴崎の担当代理人が会合の機会を設けているが、「新たなライフスタイルに適応するためには多くを変えなければならない」と状況はいまだ好転しているとは言い難いようだ。

 テネリフェ加入当初、18日の本拠地アルメリア戦が柴崎のスペインデビュー戦になると見られていた。しかし、今のところ練習復帰の時期も不透明で、「この日本人にとって、物事は簡単にいっていない」と記している。25日に敵地マジョルカ戦、3月3日に本拠地ミランデス戦、同12日に敵地ヘタフェ戦と続くが、デビューの瞬間はしばらく先になりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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