磐田の名波監督が明かす“俊輔効果” 居残り時間を指定…「周りの選手にとっても良い練習」

新加入の中村について、名波監督は「イジり、イジられ、楽しそうにやっている」と語る

 今季、元日本代表MF中村俊輔が加入したことで注目を集めるジュビロ磐田の名波浩監督は、新加入から間もない中村がクラブに与えている変化を語った。

 東京都内で13日に開催されたJリーグキックオフカンファレンスに出席した名波監督は、中村について「俊輔自身もチームに溶け込もうと必死にやっているけど、イジり、イジられ、楽しそうにやっている」と、その様子を明かす。そして、中村加入による変化として、トレーニング終了後の居残り練習を挙げている。

 名波監督は「これはもう、俊輔に言っているようなものなんだけど」としつつ、「居残りは時間を決めないと延々とやっているので、20分なら20分とこちらから指定している。そのなかで、スルーパスにしてもフリーキックにしても、周りの選手にとっても良い練習になる」と語る。また、中村自身の心身のコンディショニングについては「自分の好不調やコンディションと向き合えば良い状況を作ることができている」と話し、磐田へ移籍して順調なトレーニングを積んでいると話した。

 昨季はJ2から昇格し、J1に残留した。名波監督は「もし、残留できていなかったら、ここにいないよ」と冗談を放ちつつ、その1年間で得たものが今季の飛躍につながると手応えを語っている。

 

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