トリノの“120億円FW”に熱視線! レアル、アーセナルに加えてマンU、PSGも参戦か

ベロッティ獲得レースが過熱と伊メディアが報じる

 先日、欧州王者レアル・マドリードが獲得に乗り出していると報じられたトリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティに対し、さらに欧州のビッグクラブが争奪戦を展開する可能性が高まっている。

 イタリア紙がレアルのフロレンティーノ・ペレス会長が、トリノのウルバーノ・カイロ会長を招待するタイミングで、ベロッティ獲得への交渉を持ちかけると報じたが、ベロッティの獲得を狙うのはレアルだけではない模様だ。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、ジョゼ・モウリーニョ監督が率いるマンチェスター・ユナイテッドと、フランスの強豪パリ・サンジェルマンも獲得に乗り出しているとしている。

 ベロッティは今季リーグ20試合に出場して15ゴールと得点を量産している。23歳の若さにしてイタリア代表にも定着し、下位クラブから得点を稼ぐだけでなく、ユベントス、ナポリ、インテルといった上位クラブからもゴールを奪っている。

 今季中に契約更新したベロッティには、トリノとの間に1億ユーロ(約120億円)のバイアウト条項が設定されているとして話題になった。プレミアリーグの強豪アーセナルも獲得に乗り出していると言われているが、ビッグクラブの視線を一気に集めている模様だ。

 イタリアで頭角を現すどころか、リーグでもトップクラスのストライカーに急成長したベロッティは、来季ビッグクラブへの殴り込みをかけることになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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