レアル、ベンゼマへの契約延長オファーを準備 年俸10億円弱からジャンプアップの見込み

新契約の期間は21年または22年まで、今季後に契約をまとめたい意向

 レアル・マドリードは元フランス代表FWカリム・ベンゼマに対して、今夏に給与アップを盛り込んだ契約延長オファーを準備しているという。スペイン紙「アス」が報じた。

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 ベンゼマとレアルの契約期間は2019年6月末まで。記事では今夏にレアルが2021年、または22年までの契約延長をオファーすると伝えている。欧州選手権やワールドカップなどメジャー大会がない今季終了後のオフには契約を取りまとめたいと考えているという。

 2009年にリヨンからレアルへ移籍したベンゼマにとって、これが二度目の契約延長となる。2014年に契約延長を果たした際には年俸が500万ユーロ(約6億円)からおよそ800万ユーロ(約9億7000万円)までジャンプアップしたとされるが、今回の新契約でさらに上昇すると見られている。

 今季のベンゼマはパフォーマンスの低下が指摘されていた。ここまで公式戦27試合で12得点という成績で、これを出場時間に置き換えると1756分間で12得点。1ゴールに要する時間は146.3分となっている。これに対して昨季は2597分間で28得点を記録。92.7分間で1得点というペースから比べれば、得点率は大きく低下している。

 それでもベンゼマはレアル通算173得点を重ね、クラブ通算得点数で歴代8位につけている。昨季は元フランス代表MFマテュー・ヴァルブエナへの恐喝容疑で逮捕され、代表チームから追放されるなどネガティブなイメージを植え付けたが、“白い巨人”は背番号9のストライカーへ全幅の信頼を寄せているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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