ラーム引退表明で再注目! 驚異の「退場ゼロ」を誇るクリーンな名手たち

UEFA公式サイトが、19人のレッドカード未経験者を紹介

 バイエルン・ミュンヘンの元ドイツ代表DFフィリップ・ラームが、今季限りの現役引退を発表した。小柄な右サイドバックはクリーンなプレースタイルで知られ、DFでありながらキャリアを通じて退場処分になった経験がないという驚きの記録を持っている。これを受けて欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトでは、キャリアを通じて退場経験のなかった、または現在進行形で経験のない選手を特集している。

 激しい戦いの舞台に身を置きながらも、退場とは無縁だった選手の代表格として名前が挙がっているのが元スペイン代表FWラウール・ゴンザレスだ。現役時代にレアル・マドリード、シャルケ、アル・サッド、ニューヨーク・コスモスを渡り歩き、クラブキャリア932試合で388得点を重ねてきたが、その間に受けたレッドカードは「ゼロ」。102キャップを誇るスペイン代表を含めても退場の経験がないという驚異の記録を残した。

 ラウールが長くプレーしたレアルでは、その系譜を受け継ぐクリーンなストライカーがいる。現チームで背番号9を背負う元フランス代表FWカリム・ベンゼマは、649試合退場なしという記録を保持している。また、フランスつながりでは“将軍”と呼ばれたMFミシェル・プラティニも同じ記録を持つ一人で、655試合退場なしだったという。

 バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタも、退場とは無縁のキャリアを過ごしている。希代の天才司令塔はクラブ・代表を通じて750試合以上に出場しながら、一度も退場となっていない。

 

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