ヘルタ原口、クラブ史上2位のスピード弾! 独メディアも「電光石火の一撃」と絶賛

 

4日のインゴルシュタット戦に先発した原口、開始早々の一撃で今年初勝利をもたらす

 ヘルタ・ベルリンの日本代表FW原口元気は現地時間4日のインゴルシュタット戦に先発出場し、開始早々にゴールネットを揺らした。これが決勝点となり、チームに2017年初勝利をもたらしている。

 当初「Opta」による計測では開始59秒でのゴールで、今季ブンデス最速記録と見られていた。その後、ブンデスリーグ公式記録では61秒と記録されている。レバークーゼンのMFケビン・カンプルが第11節のRBライプツィヒ戦で記録した60秒の今季最速ゴール記録に次ぎ、原口のスピード弾は今季リーグ二番目となった。クラブ史上でも歴代2位の記録であることが分かり、独メディアも「電光石火の一撃」と絶賛している。

 原口は4試合ぶりの先発出場でいきなり結果を残した。相手のトラップミスを奪ったFWサロモン・カルーが左サイドを突破し、ゴール前にグラウンダーのクロスを送る。これがファーサイドに走り込み、フリーとなった原口の元へ渡ると、原口は右足ダイレクトで難なく押し込んだ。

 ベルリンの地元紙「ベルリナー・ツァイトゥング」は「ヘルタは原口の電光石火の一撃で今季初勝利を挙げた」と報じた。クラブの歴史で見ても、2002年に元ベルギー代表MFバルト・ホール氏がドルトムント相手に記録した53秒に次ぐ速さだという。原口はクラブの歴史にその名を残した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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