ミラン番記者が「本田にメリットが多い」と1月残留を歓迎も… 後半戦も「出番なし」と断言

ヴィンチ記者が本田残留を明言も、「モンテッラは本田を見ていない」と苦境を予測

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、公式戦14試合連続スタメン落ちの苦境から抜け出せずにいる。1-2と逆転負けを喫した29日の本拠地ウディネーゼ戦は出番なし。地元メディアのミラン番記者は、ベンチを温め続ける本田の1月残留について「プロフェッショナルに練習を続けているので成長のチャンスがある」と、意外にもメリットが存在すると分析。その一方で「モンテッラ監督は本田に見向きもしていない」と、後半戦も出番なしと現実的な意見を出している。

 地元テレビ局「7ゴールドTV」のパオロ・ヴィンチ記者は、2014年1月にCSKAモスクワから移籍金ゼロで加入後から本田に好意的なレビューを続けてきたイタリアで数少ない擁護派だった。そして日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督から、代表選出の条件としてクラブで出場機会を手にするよう移籍を通告されていた本田について、これまで1月に残留すると強調してきた。

「もう2日しか移籍メルカートは残されていないので(※取材日時点)、本田のミラン残留は決定的だ。僕が予想した通り、ミランに6月まで残る」

 ヴィンチ記者はこう断言した。今季のミランでの公式戦先発出場はわずか1試合(昨年10月25日のジェノア戦/0-3)。昨季からリーグ戦通算1得点3アシストと、ほとんど結果を出すことができず、他クラブから正式オファーとの報道はなかった。

 

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