ミランがウディネーゼに1-2と逆転負けで2連敗 ベンチの本田に出番は訪れず

ボナベントゥーラ負傷交代で暗雲 本田に声かからずデウロフェウが途中出場

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、現地時間29日の敵地ウディネーゼ戦で1-2の逆転負けを喫した。ベンチスタートの本田は、負傷により交代枠が2つ必要になる事態もあり出番なくゲームを終えた。

 ミランの出足は順調だった。前半8分、19歳にして中盤センターを任せられているMFマヌエル・ロカテッリの正確なサイドチェンジを受けたFWスソが右サイドから左足クロスを入れると、うまくマークを外したMFジャコモ・ボナベントゥーラが胸トラップから右足でゴール。ピッチを広く使い、両ウイングが得点に絡むヴィンチェンツォ・モンテッラ監督による4-3-3システムの典型的なゴールで先制した。

 しかし、ミランに暗雲が漂ったのは同27分だった。先制ゴールのボナベントゥーラが相手選手との接触により負傷し、エバートンから期限付き移籍で加入したばかりのスペイン代表FWジェラール・デウロフェウが投入された。25日のイタリア杯準々決勝のユベントス戦でも試合途中からピッチに立ったデウロフェウは、これがリーグデビュー戦になった。ここではウイングの控えである本田に、声はかからなかった。

 その直後の同31分、先制ゴールの起点になったロカテッリが自陣で致命的なパスミスを犯してウディネーゼに決定機を与えた。ウディネーゼはこれを逃さずにFWシリル・テローが同点ゴールを決め、1-1の同点で前半を折り返した。

 

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