怪我人続出のレアル、スペイン紙が“2つの原因”を指摘 「選手に過失があるわけではなく…」

21日のマラガ戦でマルセロとモドリッチが負傷…野戦病院と化すレアル

 レアル・マドリードは現地時間21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第19節マラガ戦で2-1と勝利し、公式戦連敗を2でストップした。しかし、この試合でDFマルセロ、MFルカ・モドリッチの2人が負傷して戦線離脱。レアルびいきで知られるスペインの「マルカ」紙は負傷渦に悩む原因は、昨季の成功、そしてFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)出場の代償ではないかと指摘している。

 マラガ戦は主将DFセルヒオ・ラモスの2得点により勝ち点3を確保したものの、前半にマルセロ、後半にモドリッチが怪我でピッチから去った。それぞれ筋肉系のトラブルを負ったが、レアルは昨年負傷したFWギャレス・ベイルを筆頭に、MFハメス・ロドリゲス、DFペペ、ダニエル・カルバハルが故障している。それに加えて2人が約1カ月間の離脱を余儀なくされることになった。

 同紙は「クラブでは、筋肉系の負傷者数が大きな懸念になる。ロス・ブランコス(レアルの愛称)よりもこの問題を抱えているチームはほとんどない」と野戦病院化している現状を嘆きつつ、かつてカルロ・アンチェロッティ監督が率いた2014-15シーズンの状況と似ている点を記している。

「興味深いのは、現時点でのシナリオはUEFAチャンピオンズリーグ優勝を果たし、クラブW杯に出場しなければならなかったのがほぼ同じ点である」

 

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