勢いに陰りが見えるレアルに激震! マルセロ、モドリッチが約1カ月の戦線離脱

21日のマラガ戦に2-1と勝利も主力2人が負傷 故障者の多さはジダン監督の頭痛の種に

 レアル・マドリードはブラジル代表DFマルセロ、クロアチア代表MFルカ・モドリッチという中核の2選手がともに約1カ月間の戦線離脱となることが分かり、チームに激震が走っている。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 昨季はUEFAチャンピオンズリーグを制し、年末のFIFAクラブワールドカップを制するなど、白い巨人は全速力で2016年を駆け抜けた。しかし、そうした長い戦いで蓄積したダメージが一気に表面化してきているのだろうか。

 21日のマラガ戦を2-1で勝ち切ったレアルだが、この試合でマルセロとモドリッチが負傷。正式な検査結果は週明けの23日に判明する見込みだが、同紙は両選手が1カ月間の離脱になるとレポートしている。

 故障者の多さはジネディーヌ・ジダン監督の頭痛の種となっている。ウェールズ代表FWギャレス・ベイルをはじめ、スペイン代表DFダニ・カルバハル、ポルトガル代表DFペペ、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスらが戦線離脱中。マラガ戦ではDFナチョ・フェルナンデスやMFルーカス・バスケスを本職とは違うポジションで起用することで急場を凌いでいた。

 今月15日のセビージャ戦(1-2)で昨季から続いていた公式戦無敗記録が40でストップすると、続く18日の国王杯準々決勝でもセルタに1-2で敗れた。勢いに陰りが見えるなかで、さらなる主力の離脱は大きな打撃となりそうだ。このピンチを切り抜けることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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