2戦ぶり先発のコスタが“禊の一撃”! チェルシー監督も「憶測は終了した」と騒動終結を宣言

指揮官との衝突が噂されたエースが、今季15点目で勝利に貢献

 中国への移籍問題などに揺れていたチェルシーのスペイン代表FWジエゴ・コスタが、現地時間22日のハル・シティ戦に2試合ぶりに先発出場すると、今季15ゴール目を決めて2-0の勝利に貢献した。コスタとの衝突も噂されていたアントニオ・コンテ監督も「憶測は終了した」と、一連の騒動の終結を宣言している。英公共放送「BBC」が報じた。

 前半12分にチェルシーのDFギャリー・ケイヒルとハルMFライアン・メイソンが空中戦で競り合った際に激しく接触。頭部を強打したメイソンは立ち上がれず、酸素マスクを使用して担架で運び出された(試合後に頭蓋骨骨折と診断)。このアクシデントにより前半のアディショナルタイムが9分設けられると、先制点は前半45+7分という珍しい時間に生まれた。右サイドからの折り返しをコスタが右足ダイレクトで蹴り込みネットを揺らす。さらに後半36分には、ケイヒルがヘディングで追加点を奪い2-0で快勝した。

 首位を快走するチェルシーで今季絶対的エースに君臨するコスタだが、今月上旬に故障の対応を巡ってメディカルスタッフやコンテ監督と衝突し、さらには中国への移籍問題の過熱による関係悪化が伝えられていた。前節レスター戦(3-0)ではメンバー外となっていたが、コンテ監督との話し合いの末に和解し、2試合ぶりにピッチヘ戻るとすぐに結果で応えた。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング