ミランOBのマルディーニが断言 モンテッラ監督を称えるも「3位以内は厳しい」

地元テレビ局に出演 「ユベントス、ナポリ、ローマの方が強い」

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランのレジェンドである元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏が、本拠地ミラノの地元テレビ局「テレ・ロンバルディア」の番組に出演し、今季の躍進を称えつつも「3位以内は厳しい」とのコメントを残している。

 同局のサッカー専門番組「トップ・カルチョ24」に出演したマルディーニ氏は、今週末のリーグ戦でミランが対戦するナポリに触れて「(マウリツィオ・)サッリ監督は(アリゴ・)サッキ監督のようだ」と、ミラン黄金時代を築いた名将を引き合いに、ナポリの指揮官を称えた。そして、ミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督に対しては、「若手も増え、モンテッラはスーパーな仕事をしている」と絶賛した。

 その一方で、古巣ミランに対する視線は厳しい。現在、リーグ戦の消化が1試合少ないなかでも5位につけているが、「前半戦に成し遂げたことはあるにしても、3位以内は厳しい。ユベントス、ナポリ、ローマの方がミランより確実に強い。本来の目的はUEFAヨーロッパリーグになるだろう」として、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得する3位以内に入るには戦力的に厳しいとコメントしている。

 

ナポリとの思い出の一戦について語る

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