ミラン復活の切り札はドルトFWオーバメヤン かつて発掘…買い戻し価格は放出時の70倍に

チャイナ・ミランは世界最高峰のストライカーを確保したい意向

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、株式約99%を中国人グループに売却することで基本合意しているが、その後を見越した動きをスタートさせていることが明らかになった。そして、ドルトムント所属のガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンの調査を行っているとイタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。

 ミランは3月にも中国人グループに株式売却を行い、“チャイナ・ミラン”として生まれ変わることで基本合意している。そして、来季に向けた夏の移籍市場では大型補強が予想されているが、そのターゲットの一人としてオーバメヤンの獲得調査を行っているとした。

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのエースで、現在ガボン代表の一員としてアフリカ選手権に出場しているストライカーの価格は、7000万ユーロ(約84億円)になるという。中国人グループは、世界最高峰のストライカーのうち一人は少なくとも確保したい意向を持ち、その筆頭候補がオーバメヤンだとしている。

 今季のミランはヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の下で安定した戦いを見せ、1試合消化が少ない現在で5位につけている。来季のUEFAチャンピオンズリーグの出場権確保も視界に十分に捉えている状況にある。出場権確保となれば、望みの大補強が成功する可能性も上がってくる。

 

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