本田は「移籍を模索」と伊紙が報じる “消極的理由”でミラン残留濃厚も水面下で交渉か

サンダーランドや米MLS勢が噂に上がるも具体的なオファーなし

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、この冬の移籍市場でウイングの枚数不足による消極的な残留が濃厚と現地メディアで報じられているが、本田自身は移籍を模索しているという。イタリア紙「トゥットスポルト」が報じている。

 今季限りで契約満了を迎える本田について同紙は、「この1月にミランから出て行く解決策を、最後の最後まで模索し続けている」とした。アメリカMLSのクラブや、一時はプレミアリーグ、サンダーランドのデイビッド・モイーズ監督が獲得を熱望しているとも報じられた。しかし移籍金、契約年数、年俸など具体性のある数字を伴った現地報道は乏しい。ミランのウイング不足やオファーの有無といった消極的な理由での残留が濃厚とされている。

 しかし、このウインターブレークの間に日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督から移籍勧告に等しいコメントが出され、ミランだけでなく日本代表での立場も危ういものになりつつある。3月にはロシア・ワールドカップ行きを懸けたアジア最終予選の後半戦もスタートする。このままの状態であれば、試合勘を完全に失ったままでの代表合流、もしくはまさかの代表落選まで視野に入る。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング