スコットランド紙、“英雄”中村俊輔の磐田移籍を特集 「首脳陣に感情的な爆発…マリノスとの関係断った」

中村を“FKスペシャリスト”と称し、「古巣を去る」と報じる

 かつてのセルティックの英雄が、日本での古巣を去る――。38歳にして横浜F・マリノスからジュビロ磐田への移籍を決断した元日本代表MF中村俊輔だが、伝説的な実績を残したスコットランドの地元紙でも移籍が報じられている。

 スコットランド紙「スコティッシュ・サン」では、かつてセルティックをUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出に導く原動力となった中村の磐田移籍について特集を組んでいる。

 「セルティック・パークで3度のリーグタイトル制覇を獲得したナカムラは、クラブ関係者であるシティ・フットボール・クラブとの意見の違いから、計13シーズンにわたったマリノスとの関係を断った」と切り出している。

 同紙は中村を「ザ・フリーキック・スペシャリスト」と称しつつ、中村がクラブ公式サイトに発表したメッセージを紹介した。

 「懊悩煩悶の末、マリノスを離れる決断に至りました」との表現をシンプルな英語で表現しつつも、「自分の魂であるサッカーと現役を退くその最後の瞬間まで、真摯に、そしてなによりも喜びと楽しさを持って向き合う」といった決意などを伝えている。

 

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