ドルトムント香川に完全復活の兆し! テストマッチに先発、絶妙パスからチャンス演出でアピール

スペイン合宿のスタンダール・リエージュ戦、香川は後半18分までプレー

 ドルトムントの日本代表MF香川真司はスペイン・マルベージャでの合宿中に行われたスタンダール・リエージュとのテストマッチに先発出場し、後半18分までプレー。いまだ故障者が多いチームの中でアピールを続けている。

 ドルトムントはエースのガボン代表FWオーバメヤンがアフリカ・ネーションズカップに参加するため後半戦序盤を欠場するなか、前半戦インパクトを残したMFデンベレが練習中に負傷。MFマルコ・ロイス、MFベンダー、MFゲッツェ、MFサヒン、MFセバスティアン・ローデ、GKロマン・ビュルキも負傷のために欠場した。

 香川はMFカストロと並び、攻撃的MFの位置でプレー。前半5分には左サイドを駆け上がったMFラーセンへの絶妙なスルーパスでチャンスを演出した。同15分、右サイドの高い位置でパスを受けたDFピスチェクは香川とパス交換して中央をルックアップ。ゴール前のスペースへ絶妙なラストパスを供給すると、走り込んだMFプリシッチがダイレクトで蹴り込み先制した。

 後半に入るとドルトムントは香川とラーセン、そして前半途中に交代出場していたDFバルトラ以外の8選手を総入れ替えした。後半10分には右サイドをトップスピードで駆け抜けたラーセンが、シュートをゴール左へ突き刺して追加点を奪った。香川は後半18分にMFゲレイロと交代。その5分後にゲレイロはゴール前のこぼれ球を詰めてチーム3点目をゲット。11月から2カ月に渡って長期離脱中だったレフティーが復活をアピールした。

 

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