ミラン本田は“カップ戦要員”にも届かない? 公式戦10試合連続のスタメン落ちか

伊紙によるイタリア杯トリノ戦の予想スタメンに入らず

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が、現地時間12日のイタリア杯16強トリノ戦で公式戦10試合連続の先発落ちとなる可能性が高まった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は試合前日会見で、先発メンバーの入れ替えを明言していた。

「フォーメーションに関するニュース? 何人か変わるが、大きなターンオーバーはしない。各ポジション1人以上にはならない。他の人間が言うように、メンバー12人のチームでは我々はない」と語っていたが、指揮官の言葉以上にスタメンは入れ替わるようだ。GKは守護神ドンナルンマだが、4バックは右からカラブリア、ゴメス、パレッタ、デ・シリオが並び、アバーテはベンチスタート、ロマニョーリが欠場となる見込みだ。

 中盤はクツカ、ソサ、ベルトラッチの並びとなり、若き司令塔ロカテッリは温存となる模様だ。3トップは右からスソ、ラパドゥーラ、ボナベントゥーラ。左ウイングのニアングが出場停止となり、本田には左ウイングで先発する可能性も浮上していたが、中盤とウイングで併用される万能型のボナベントゥーラが左ウイングにシフトすることで、背番号10にはお呼びがかからなくなりそうだ。

 今季獅子奮迅の活躍を見せ、エースと信頼されるスソの牙城を脅かすことができない本田は、今季の先発出場がわずか1試合。6月に契約満了となるなか、ミランの10番を託されながらもカップ戦要員にすら届かない現状のようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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