得点やアシストはなくとも…伊紙はミランMFスソを称賛 本田は出番なく、立場の違いが鮮明に

本田は公式戦3試合連続で出番なし スソは「彼だけ攻撃が見えていた」と高評価

 ACミランは8日の本拠地カリアリ戦で1-0と勝利を挙げたなか、日本代表FW本田圭佑は公式戦3試合連続で出番がなかった。本田が主戦場とする右ウイングのポジションで先発した元U-21スペイン代表MFスソは得点やアシストをマークしなかったが、それでもイタリア地元紙は「彼だけ攻撃が見えていた」と称賛している。

 ミランの不動のエースとなったスソは右サイドから敵陣を切り崩した。試合終了直前のFWバッカのゴールに関与しなかったものの、スペイン人レフティーのプレーは高く評価されている。

 「ガゼッタ・デロ・スポルト紙」だけはスソに平均点の6点。「最後に最も狡猾なボールを彼が供給していた。だが、ヘッドダウンしすぎ。それゆえにシンプルで即興的な解決法をいくつか失っていた」と指摘。ドリブル突破よりも簡単なプレーのチョイスを行う場面もあったのではと投げかけている。

 シュート1本、クロス12本で、決定機は4度創出。データ上はチャンスメーカーとして十二分の活躍を見せている。

 

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