メスのGK川島が待望の仏デビューも… 格下相手に痛恨2失点でフランス杯敗退

2部ランスに0-2と敗戦 クラブ公式サイトにパンチングミスを指摘される

 メスの日本代表GK川島永嗣は、8日に行われたフランス杯ラウンド64の2部ランス戦で待望の新天地デビューを果たしたが、待っていたのは悲劇だった。リーグドゥで現在3位と昇格争いを演じる格下相手に0-2と痛恨の敗戦を喫し、同杯敗退を余儀なくされた。チームの公式サイトでも、後半18分の先制点の場面で「相手の足元にボールを戻してしまった」とパンチングミスを指摘されている。

 昨年8月にメスに移籍した川島は、公式サイトで「第3GKとして獲得した」と発表されるなかでのスタートとなった。そして、ついに2部チーム相手のカップ戦でデビューを迎えたが、悔やまれる一戦となってしまった。

 メスは両サイドを相手に切り崩された。前半37分と同39分には真正面に飛んできたシュートを押さえ込んだ川島だが、後半18分に瓦解してしまう。相手MFフォーチュンの左足での強烈な一撃を、ゴール前に弾き返すのが精一杯だった。そのこぼれ球をFWブリゴーにフリーでシュートを許し、先制点を献上した。失点後、川島は力なく両手を上げたが、メスの公式サイトはパンチングミスを指摘した。

「ケビン・フォーチュンのシュートに対し、川島永嗣はベンジャミン・ブリゴーの足元に戻してしまい、ゴールを決められるだけとなった」

 

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