広島移籍の工藤は「最もプロ意識の高い選手の一人」 バンクーバー監督が感謝のメッセージ

ロビンソン監督がチームを去った日本人FWにエールを送る

 元日本代表FW工藤壮人は、米MLSのバンクーバー・ホワイトキャップスからサンフレッチェ広島に移籍することが決まった。バンクーバーのカール・ロビンソン監督は、日本人ストライカーの献身に感謝し、クラブを通じて次のような声明を発表している。

「マサトは今まで一緒に仕事した人間のなかで、最もプロ意識の高い選手の一人だった。我々はバンクーバーでの彼の貢献に感謝している。今回の移籍でトップチームでの出場機会を模索することができるだろう。彼の幸運を祈ります」

 工藤は柏レイソルの下部組織出身で、2009年にトップデビュー。13年には東アジア選手権の日本代表メンバーに選出された。

 2016年にバンクーバーへ完全移籍。5月にシカゴ・ファイアーのGKマット・ランプソンとの競り合いで顎の骨を骨折し2カ月の離脱を強いられるなど、苦難のシーズンとなっていた。19試合出場3得点にとどまり、1シーズンでJリーグに復帰することになった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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