不惑の“40歳GK”楢﨑が名古屋と契約更新 在籍19年目で初のJ2へ「覚悟と責任を胸に闘います」

多くの主力がチームを去るなか残留 「1年でのJ1復帰」を誓う

 2017シーズンを初めてJ2で戦う名古屋グランパスは、18シーズンにわたって守護神に君臨してきた元日本代表GK楢﨑正剛との契約更新を発表した。

 今年の4月15日で40歳となった楢崎は2016シーズン、負傷で離脱する期間こそあったもののJ1リーグ戦で27試合、ルヴァンカップ(旧ナビスコカップ)3試合、天皇杯1試合に出場。Jリーグ歴代最多となるJ1リーグ戦出場試合数を「631」まで伸ばした。

 今季は苦境に喘ぐチームを最後方で支えたものの、史上初のJ2降格の憂き目に遭った。主力選手が多くチームを去るなかで、楢﨑は残留を決断し、クラブ公式サイトに以下のメッセージを寄せている。

「2017年はクラブとして初めてJ2で闘う難しいシーズンです。チームは多くの選手の加入が発表され、来シーズンに向けて前に進んでいます。期待と同時に、新しい選手がすぐに馴染めるように、最長在籍選手としてチームを引っ張っていかなければいけないと、強く思っています。来シーズンは1年でJ1復帰を果たす覚悟と責任を胸に闘います。サポーターの皆さん、来シーズンも共に闘いましょう」

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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