「システム変更の犠牲」「アンラッキー」 レスター岡崎、前半のみで交代も地元紙が擁護

5試合ぶりに先発も、ホームでエバートンに0-2と敗戦

 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司は、現地時間26日の本拠地エバートン戦で5試合ぶりにスタメン出場したが、得点には絡めず前半のみの出場でピッチを後にした。チームも0-2で敗北するなか、英地元メディアからは及第点が与えられ「システム変更の犠牲になった」、「間違ったことは何もしていなかった」などと擁護されている。

 リーグ戦15位に沈むレスターは、エースのイングランド代表FWヴァーディが前節ストーク・シティ戦で一発退場となり、3試合の出場停止処分を受けた。代役としてFWスリマニと並んで2トップの一角に入った岡崎は、持ち前のプレッシングはもちろん、体を張ったボールキープでチームにFKをもたらすなど献身的なプレーを披露。しかし、前半をスコアレスで折り返すと、そのままMFドリンクウォーターとの途中交代を命じられた。

 選手交代で活路を見出そうとしたレスターだが、反対に後半6分とアディショナルタイムに失点。ホームで0-2の完敗を喫し、16位に転落した。

 浮上のきっかけをつかめずにいるチームのなかで、岡崎の重要性は高く評価されている。英地元紙「レスター・マーキュリー」の採点(10点満点)ではチーム4位タイの6点にとどまったものの、寸評では「シンジ・オカザキはシティのシステム変更の犠牲になり、アンラッキーだった。間違ったことは何もしていなかった」と擁護されている。

 

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