スペイン紙が選ぶ欧州5大リーグ「16年ゴール数10傑」 年間を通して結果を残すストライカーは…

1位と2位は強力トリオの2人

 ここまででリーガの選手は皆無だったが、トップ3はやはりレアルとバルサが占めた。まず3位はクリスティアーノ・ロナウド。UEFAチャンピオンズリーグ、欧州選手権(EURO)、クラブワールドカップ、そして自身4度目のバロンドールとタイトル総なめの1年となるなかで、2016年はリーグ戦で44試合42ゴールをマーク。新シーズンはEURO決勝での負傷の影響で低調なスタートとなったが、秋口に来て復調を果たしている。

 2位と1位はバルサの「MSNトリオ」の2人が占めた。気になる順位だが、昨季のピチーチ(リーガ得点王)に輝いたルイス・スアレスが2位、そしてリオネル・メッシが1位だった。新シーズンではともに12ゴールを挙げて得点ランキング首位タイに並ぶなか、L・スアレスは49試合48得点を積み上げている。

 メッシに至っては51試合51得点と相も変わらずのハイペースぶりで得点を量産している。

 昨季「ミラクル・レスター」の主役となったジェイミー・ヴァーディが選外となっているのが象徴する通り、シーズンをまたいでのランキングは安定したゴールハント能力が明確になるものかもしれない。果たしてここに名前の挙がったストライカー達は、2017年も“スーペルゴラッソ”を叩きこみ続けるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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