香川、ドルトムント前半戦「失敗トリオ」に選出 米メディア「厳しい試合になるほど彼は消えてしまう」

チームの前半戦評価は芳しくなく…「国内リーグはジェットコースター状態」

 昨季2位のドルトムントは、今季の前半戦を6位で折り返した。米メディアはドルトムント前半戦の総括特集を行い、右足首の故障から精彩を欠いた日本代表MF香川真司は「失敗トリオ」に不名誉な選出となった。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 昨季リーグ戦2位、DFBポカール準優勝といずれもバイエルンの後塵を拝したトーマス・トゥヘル政権だが、今季はすでに6敗を喫し、バイエルンとの勝ち点差は12にまで広がっている。

 前半戦の評価は「C」。Aが最高点で、Eが最低となり、決して芳しいものではない。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、同組の昨季覇者レアル・マドリードを制して16強入りを果たしたが、「国内リーグはジェットコースター状態」と、特集では不安定さを指摘されている。昨季主力のDFマッツ・フンメルス、MFイルカイ・ギュンドアン、ヘンリク・ムヒタリアンの退団が響いた一方、ウスマン・デンベレ、クリスティアン・プリシッチの若手コンビが光明だったという。

「問題点」というコーナーでは、アウェー戦での勝負弱さが取り上げられている。アウェー8試合で、わずか2勝利、14失点を喫しており、守備の脆弱さが問題視されている。

 

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