マンU凋落は大物4人の獲得失敗が引き金に? 「不公平な扱われ方をした」とモイーズが恨み節

「クロースとは合意に達していたんだ」

 だが結果的に、ロナウド復帰は実現しなかった。そしてレアルは、ユナイテッドにさらなる打撃を与えたという。

「トニ・クロースはその夏に(ユナイテッドに)移籍することで合意に達していた。トニ本人と代理人とも合意に達していたんだ。だが、移籍が実現しないことはある。ギャレス・ベイルに関しても、だ。レアルが上手だったんだ」

 モイーズ氏はバイエルン時代のクロース獲得に失敗し、レアルに強奪された苦い過去を嘆いた。現在の“白い巨人”でベイル、ロナウド、クロースは主軸を担う存在だ。2013年にモイーズ氏が夢見た超豪華補強が実現していたなら、ユナイテッドがここまで迷走することはなかったかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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