セビージャ清武、公式戦5戦ぶりの起用でフル出場 ゴールに絡み9-1と圧勝、2人がハットトリック!

 16年最後の公式戦、スペイン国王杯フォルメンテラ戦第2戦で清武はゴールをお膳立て

 セビージャに所属する日本代表MF清武弘嗣は現地時間21日、スペイン国王杯フォルメンテラ戦第2戦に先発フル出場し、セットプレーからゴールをお膳立てするなど9-1の圧勝に貢献した。

 セビージャにとって2016年最後の公式戦、3-0で迎えた前半24分に清武は右コーナーキックを任されると、ニアサイドに鋭いクロスを送る。これをFWルーカス・ビエットが頭で逸らすとFWベン・イェデルが押し込んだ。

 7-1となった後半32分には右サイドでMFガンソのヒールパスを受けて抜け出し、ペナルティーエリア内を深くえぐってからラストパス。イェデルのシュートこそGKに当たったものの、こぼれ球に詰めたMFパブロ・サラビアが押し込んだ。

 FWの補強が噂されるなかで、現有戦力のビエットとイェデルがともにハットトリックと活躍して存在感を必死に示した。清武はゴールこそなかったものの、公式戦5試合ぶりとなる貴重な出場機会を得てゴールにも絡んだ。

 ホルヘ・サンパオリ監督から信頼を得ているとは言えず、デポルティボ・ラコルーニャやドイツ復帰も噂される清武だが、冬の移籍市場の去就に関しては現地でも注目が集まっている。日本代表で押しも押されもせぬ主力となった26歳のテクニシャンは、2017年にどのような決断を下すのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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