香川がリーグ戦今季初アシストも… ドルトムントはアウクスブルクに勝ちきれず3戦連続ドロー

リーグ戦では8カ月ぶりに得点に絡む アウクスブルクの宇佐美は出番なし

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は現地時間20日の本拠地アウクスブルク戦に攻撃的MFとして先発出場し、後半2分にMFデンベレのゴールを演出して今季初アシストをマークした。前節初先発を果たしたアウクスブルクのFW宇佐美貴史はベンチ入りしたが、出番なしだった。試合は1-1の引き分けに終わっている。

 前半から前がかりに出たドルトムントは、MFゲッツェのシュートがポストを叩くシーンや、エリア内に侵入したMF香川が左足でシュートを放つなど積極的にゴールに迫った。しかし、均衡を破ったのはアウェーに乗り込んだアウクスブルクだった。前半33分にカウンターアタックで抜け出した韓国代表FWチ・ドンウォンが、左足でネットを揺らした。

 ドルトムントは1点ビハインドで前半を折り返した。0-1で後半を迎えたのは今季7度目となったが、過去6試合の戦績は2勝3分1敗と後半にしっかりと巻き返している。そして、この試合もそのデータが示すとおりの展開となった。

 後半開始早々の2分、MFデンベレが香川とのパス交換からエリア内に侵入し、倒れ込みながらも左足のシュートをゴール左隅に流し込んだ。19歳の新星は、ここ6試合で3得点3アシストと大暴れしている。香川はリーグ戦今季初アシストを記録。カップ戦ではゴールも挙げているが、リーグ戦で得点に絡んだのは1得点1アシストを決めた今年4月30日のヴォルフスブルク戦(5-1)以来、約8カ月ぶりとなった。

 

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