ジダン監督、クラブW杯優勝で早くも3タイトル目 就任11カ月で名将モウリーニョに肩を並べる

今年1月にレアル監督に就任したジダン CL、スーパーカップ、クラブW杯を制す

 レアル・マドリードは18日に行われたFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)決勝戦で鹿島アントラーズを延長戦の末に4-2で下し、クラブ通算5度目の世界一に輝いた。

 レアルを率いたのはジネディーヌ・ジダン監督だが、就任わずか11カ月にしてジョゼ・モウリーニョ監督(現マンチェスター・ユナイテッド監督)がレアルを率いた頃のタイトル獲得数で並んだとスペイン紙「AS」が伝えている。

 ジダン監督は今年1月にラファエル・ベニテス前監督の後を受けて白い巨人の指揮官に就任。トップチームの指揮経験がないためその手腕が疑問視されていたが、昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を優勝すると、今夏に行われたUEFAスーパーカップも日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャに勝利。そして今回のクラブW杯で通算3度目の主要タイトル獲得となった。

 3度目のタイトルは、現代サッカーの名将として名高いモウリーニョ監督と肩を並べたと同紙は指摘している。モウリーニョ監督は2010年に就任して以来3シーズンにわたってレアルを率いたが、宿敵バルサがペップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ監督)の下で絶頂期だったこともあり、リーガ、スペイン国王杯、スペインスーパー杯をそれぞれ1度ずつ制覇するにとどまっていた。

 

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