Jリーグの村井チェアマンも鹿島の健闘を称賛 「世界中に鹿島、Jリーグ、日本サッカーの素晴らしさを伝えた」

「堂々たる戦いぶりを見せてくれました」と労いの言葉

 Jリーグの村井満チェアマンが18日、FIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)決勝でレアル・マドリードと激闘を演じた鹿島アントラーズの奮闘を称えた。試合は鹿島のMF柴崎岳が2ゴールを決めて一時逆転に成功するも、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがハットトリックを達成する活躍を見せ、延長戦の末に2-4で鹿島はレアルに屈している。

 試合後、村井チェアマンは「堂々たる戦いぶりを見せてくれました」と労いの言葉を残した。

「鹿島アントラーズの皆さん、準優勝おめでとうございます。あと一歩でしたが、30万1000 あると言われるクラブの世界一を決める大会で日本勢がファイナリストとなったことを誇りに思います。鹿島アントラーズはヨーロッパ王者レアル・マドリードに対し全員が高い集中力を保ち、延長戦までもつれる堂々たる戦いぶりを見せてくれました」

 また、この激闘は世界中に配信されており、「世界中に素晴らしさを伝えてくれました」と続けている。

「本大会は世界約180カ国で放送されましたが、世界中に鹿島アントラーズ、そして J リーグ、日本サッカーの素晴らしさを伝えてくれました。日本サッカー界を勇気づけるチャレンジを称えます。そして『クラブワールドカップ優勝』という新たな目標を打ち立ててくれたことを本当に誇りに思います」

 チェアマンの言葉通り、各国メディアが鹿島の戦いぶりを称えており、鹿島だけでなく、日本サッカーを世界に向けて大いにアピールする形となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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